「メビウスの輪」の表側
福岡の某大学に通う学生が、日々のどうでもいいことを備忘録代わりに書き記したり、オリジナルの推理小説を中心とした様々な小説をを発表したりするブログです。
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百人一首の大会に出場しました
実はここで日記を書くのは随分と久しぶりな相応恣意です。

さて、タイトルの通りこの前の土曜日百人一首の大会に出場してきました。

今日はその大会の結果とか反省とかを書こうと思っているのですが、かなり専門用語が入り混じっています。

これってどういう意味? ってな単語があったらコメントで質問してくだされば、答えにくい質問でなければ返答しますので、もし興味がありました暫しお時間を。


さて、その大会はルールがちょっと特殊でして、二敗するまで試合がとれる、というものだったんですが、結果から言ってしまうと一勝二敗でした。

調子自体は悪くなく、むしろ良いといっていい感じ。

実際、一回戦は相手の調子が悪かったのもあるだろうとはいえ、それほど苦しい展開にいたることもなく勝利できました。

さて、おそらくは焦点となる二回戦。

相手ははっきり言って、守りがメチャクチャ堅かったんです。

一枚札とか本気で抜けません、こっちがマックスに近いスピードだというのに(汗)。

でもだからこそと言うべきか、攻めはいまいちな感じでしたので、ほとんど守りは捨ててとにかく抜いてやろうという心構えで臨んだのが功を奏し、中盤はかなりいい展開。

ですが終盤は流石に守りを捨てすぎた感があって、けっこう抜かれてしまって結局敗北と相成りました。

そして敗者復活(?)な三回戦。

対戦相手は同じ高校の先輩だったりするあたりプレッシャーを感じたり感じなかったり。

しかし二回戦のときの攻めの姿勢をあえて崩さずに臨んだ結果、本当に我ながら改心の取りだな、と思える札を何枚か出し、割といい感じの展開に。

結局試合は最後まで一進一退の展開となり、最後は運命戦。

そして相手陣が詠まれて敗北となったわけです。

そんなわけで個人的にはなかなか悪くない取りだったと思えるだけに、一つ大きな問題が。

今回はマジでどこが悪かったのか分からないんですよ(爆)。

いつもなら真っ先に課題に挙がるお手が、今回は三試合を通じて「さびしさに」が詠まれたときに「せをはやみ」を払ってしまったときと(s音反応なんて個人的にはレア)、ともお手が一回あっただけと言う奇跡的な少なさでしたしねえ。

むしろ「つき」を「つく」が詠まれたときに避けるとか、個人的にはいいところが目立っていただけに、勝利に足りないあと一歩が分からない。

二回戦の攻めの姿勢云々については確かに一要因ではあるでしょうけれど、決定的な要因ではないと思うのです。

案外客観的にみていれば何か分かるのかもしれませんけれど、大会で客観的に試合を見てくれている人ってあまりいませんからね(みんな大会に出ているので)。

とりあえず次回の練習(明日)で課題が見つかればいいのですが。
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勝負の行方
 弟は今まさに、実の父に勝ち目の薄い勝負を挑もうとしていた。勝敗を分けるのは、決して腕力ではない。知力、タイミング、そして時の運……全てが噛み合わなければ、弟に勝利は有り得ない。僕に出きることはただ祈ることばかり――
 父さんも弟の手にするものを見て、弟の意思を悟ったに違いない。双方、睨みあったままなかなか動こうとしない。沈黙の対峙が痛々しい。
 ――どれほどの時が経っただろうか? もしかしたら実際のところは、それほどの時間は経っていないのかもしれない。弟がおもむろに両手でそれを差し出しながら――言った。
「ねえ、この犬、飼ってもいいでしょう、お父さん?」
「駄目だ、すぐに元いたところに捨てて来なさい」
 弟の直球による先制攻撃、そしてそれを一刀両断する父さんの返答。こうして犬を飼う、飼わないをかけた父子の対決の火蓋が、今切って落とされた。

「そんな……こんなに可愛いのに……」
 そう言って弟は、仔犬を胸元に抱えなおすと、そこに視線を落とした。ドーベルマンの血を引いているのだろうか? 真っ黒な短めの体毛に覆われたその仔犬は、親から受け継いだであろう凛々しさと、仔犬であるが故の可愛さを兼ね備えていて……なんていうか……その……反則的だった。おまけに……
「アン! アン! アン!」
 なんとまあ、鳴き声の可愛らしいことか! まだ声に全然迫力がないところがまたいい! きっと将来はもっと凄みのある声になってしまうんだろうけれど、それはそれでかっこいいんだろうなあ……
 僕の思いも知らず、弟の交渉は続く。
「どうしても……駄目?」
 上目遣いに父さんを見上げながら訴える弟。まなじりには涙のおまけつきだ。ウグッ、と父さんが言葉に詰まる。そりゃそうだろう、誰でもあの顔で頼まれごとをしたら無下には断れないに違いない。タイミングも悪くない。
「だ、駄目なものは駄目だ! 大体お前はこの犬の世話をちゃんとできる自信があるのか!」
 自らの心の迷いを振り払うかのように、大声で怒鳴り散らす父さん。でもそれは、迂闊な発言だった。案の定、弟もそのスキを見逃さない。
「大丈夫だよ! 散歩には毎日連れていくし、餌もちゃんとあげるし、トイレのしつけもちゃんとするよ! だからねえ、飼ってもいいでしょう?」
 そう、さっきの父さんの発言は、暗に『犬の世話が出来ない』ということを、犬を飼うことを禁じる理由の前提にしてしまっている。これは相手の弱点を突くことが出来れば非常に有用な戦法だけれども、そうでない時は相手に反論のスキを与えるだけに過ぎないのだ!
 さらに弟は攻撃の手を緩めない!
「ねえ、いいでしょう?」
 言うや否や、自分の顔と仔犬の顔を上下に並べると一歩前に出る。子供の可愛さと仔犬の可愛さのダブル・アタック! そしてさらに……
「アン! アン! アン!」
 計ったかのように仔犬が鳴きだした。タイミングは完璧だ。今更ながらこれが計算づくのことなのか、それとも天然なのか気になってきた。どちらにしても我が弟ながら末恐ろしいやつだ……
 暫くウググと唸っていた父さんだったが、やがて諦めたかのようにため息を一つついて呟いた。
「……負けたよ、分かった、その犬を飼ってもいいぞ」
「やったー! ありがとう! お父さん!」
 言いながら弟は犬を床にそっと降ろすと、父さんに抱きついた。父さんの方もまんざらでもなさそうだ。僕も嬉しいこと限り無い。
「そうだ、飼うと決めたからには、名前を決めてやらなくちゃいかんな……」
「あ、それならもう考えてあるんだ」
「ほう、一体なんて名前かな?」
「へへっ、聞いて驚かないでね、かっこいい名前なんだから。そう、この子の名前は……」
 弟はもったいぶってそこで一呼吸置いてから、その名前を告げた。
「ケルベロス!」
 ケルベロスと呼ばれたその仔犬は、気に入ったとでも言わんばかりに三つの首で同時に
「「「アン!」」」
 と一声鳴くのだった。

 こうしてケルベロスを飼うことをクロノスに許可されたゼウスが、クロノスの腹の中に囚われている兄であるハデスを助け出し、彼にケルベロスを譲ることになるのはまた別の話である。
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福岡に帰還しました
琥珀色の南風は6位に終わりました。

6位という数字自体より、T高校文芸部関係者の中でビリだったという事実にいたたまれない相応恣意です。

さて、タイトルの通り福岡に帰ってきました。

昨日の話ですが(爆)。

今日何をしていたかはさておき、昨日の話をしたいなと思います。

昨日は朝一の高速バスに乗車。

なぜそんなことをしたのかというと、その日は文芸部の部会があったからです。

実は今までの部会、寮の行事やら百人一首の大会やらで一度も参加できていなかったので、折角だから今回はと頑張ったんですが……その結果なかなかのハードスケジュールに。

まとめるとこんな感じ。

5:40 バス乗車
9:10 福岡到着
9:50 寮に到着
10:05 学校

なんと寮についてから休憩時間がなかったという(汗)。

その後部会のあとの合評会でけちょんけちょんに『死体はタイムマシンに乗って』をけなされた後、精神が磨耗してしまった僕は泥のように深く眠ってしまったわけです。

でもまあ全く思いもよらなかった自分の作品における弱点とかも分かったので、それをもとに改善していければなと思います。

そんなわけで連載の続きは明日以降ということになります。

多分明日には更新は出来ると思いますので。
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